WooCommerce でクーポンを利用する時の使い方や設定を説明します。
クーポンを利用できるように設定
デフォルトではクーポンが使えるようになっていないので、クーポンを使えるように設定を行います。管理画面内の WooCommerce の「設定」から「一般」タブの中段ぐらいのところにある「クーポンを有効化」にチェックを入れます。
そうすると、下に「逐次クーポン割引を計算します」というチェックボックスが出てきますので、複数クーポンの場合の挙動を設定します。説明文に記載の通り、クーポンを重ねて割引する場合にはこちらにチェックを入れます。


そうすると左のキャプチャーのように「受注」の下に「クーポン」が表示されるようになります。
この「クーポン」をクリックするとクーポンを登録していくことが出来るようになります。
稀にチェックして保存した直後に表示されない場合もありますので、その場合はリロードしたら表示されます。
クーポンの登録
クーポンが登録できるようになって「クーポン」をクリックすると、下の画面のように表示されますので、上部の「クーポンの追加」か「最初のクーポンを作成する」をクリックすれば、新しいクーポンの作成が開始されます。

クーポンコードの登録と一般設定
クーポンコードの設定をまずは行います。一番上にクーポンコードを設定します。半角英数と半角記号のみが利用できます。また、その下にクーポンの説明を入れます。このクーポンの説明はデフォルトではお客様には見えませんので、管理者等が分かりやすい名前をつけたら良いです。
そして、「一般」のタグの設定をします。「割引の種類」を選択します。「割引率」「カート毎に割引」「商品毎に割引」の三種類から希望のクーポンパターンを選びます。
「割引率」:カート全体を%で割引します。
「カート毎に割引」:カート毎で指定した金額を割引します。
「商品毎に割引」:商品毎で指定した金額を割引します。
「クーポン内容」の部分には、上記の説明の通りの、%や値段にあたる数値を入力します。
「送料無料」にチェックを入れると送料無料クーポンの効果が出ます。
「クーポン有効期限」を設定するとクーポンの利用可能終了日を設定することが出来ます。

利用制限設定
金額や商品等での利用制限を行う設定をここで行います。
「最小額」はクーポンを利用できる最少額を決めます。例えばですが、1,000円以上の購入の時にのみ利用可能なクーポンにしたい場合はこちらに1,000を入力します。
「利用上限額」は割引率を設定した際に最大限に割引できる金額を設定できます。
「併用不可」にチェックを入れると他のクーポンとの併用ができないようになります。
「セール品を除外する」にチェックを入れると、セール品は適用外となります。
「商品」「商品カテゴリー」に関してはクーポンに適用できる商品等を限定する時に設定します。
「商品を除外」「カテゴリーを除外」はクーポンに商品等を限定して除外する場合に設定します。
「許可されるメール」を設定すると利用できる顧客をメールアドレスで限定することが出来ます。

使用数制限設定
使用数を制限する場合などの設定をここで行います。
「クーポン毎の利用制限数」をこのクーポンの利用制限数となります。例えば、先着限定10名様のクーポンの場合は10と設定します。
「☓商品に利用を制限」はクーポンを適用できる商品数を設定します。3個まで限定のクーポンの場合は3と設定します。
「ユーザ毎の利用数制限」に関しては、ユーザーごとに利用数を制限することが出来ます。ユーザー登録をされない購入者の場合はメールアドレス一つに付きその制限をつけることが出来ます。
