商品の追加と管理

商品を追加

まずは、商品登録をする前に商品カテゴリーと商品タグ、属性の内容を把握する必要があります。

商品カテゴリー

商品カテゴリーと商品タグは WordPress のカテゴリーとタグと同じように使うことが出来ます。いつでも、作成、編集、削除が行えます。具体的に商品を作ったり編集したりする時にその場に応じてカテゴリーやタグを作ることや利用することも可能です。

属性

属性は商品ごとに設定することも出来ますし、ショップサイト全体としてすべての商品で使える属性として作ることも可能です。(例えば属性ナビゲーションなど)

詳細はこちらから御覧ください:商品カテゴリーとタグ、属性の管理

商品タイプ

属性とカテゴリを設定し、在庫管理が設定されていると、製品の追加を開始することができます。製品を追加する場合は、最初に製品の種類を決める必要があります。

  • 基本的な商品タイプは、販売されるであろう商品の大部分をカバーしています。基本的な商品はオプション等がなく、物理的に出荷される商品です。たとえば、本などです。
  • グループ化された商品タイプは、基本的な商品で構成されて、まとめて一度に購入できる商品群のことです。例えば、6種類のグラスなど
  • バーチャル商品は配送する必要がない商品です。例えば、サービスの販売など。
  • ダウンロード商品はバーチャル商品に似ています。発送する必要がなく、ファイルをダウンロードして受け取ってもらいます。例えば、デジタルアルバムやPDFの雑誌、写真データなどです。
  • 外部/アフェリエイト商品は、サイト上で紹介したりする商品で他のサイトなどで販売します。
  • バリエーションのある商品はバリエーション(オプション)がある商品です。SKUや価格、在庫などを個別に管理することが出来ます。例えば、Tシャツでサイズとカラーが有るような状態です。
  • 機能拡張のプラグインで増える商品タイプもあります。例えば、定期購入プラグインで追加される定期購入商品や会員機能作成用のプラグインなど。

基本的な商品

基本的な商品は普通の WordPress の登録と同じように作成できます。[製品の追加]を選択し、製品のメニューにカーソルを合わせます。WordPressで使い慣れているインターフェースが利用できるので安心できると思います。特に商品名と商品詳細を入力する部分は。
woocommerce-add-product-familiar-interface

製品情報を追加するための使い慣れたインターフェイス


編集画面のすぐ下に商品タイプを選ぶ部分となります。(上記のように)商品タイプを定義し、それがダウンロード可能(デジタル)または仮想(サービス)商品があるかどうか。バーチャル商品を含む注文の場合は任意の輸送費の計算は行われません – バーチャル商品が出荷を必要としないから。

商品データ

重要なデータのほとんどは商品の表示される商品データのメタボックスです。

woocommerce-simple-product-general-tab

商品データはこの画面で追加します。


「一般」セクション

  • SKU – ストック・キーピング・ユニット(SKU)は、製品を追跡します。これは任意の商品IDと異なり単一でフォーマットを決める必要があります。例えば、商品 ID は数字だけですが、SKU は WS01 のようにして、それは商品名 WooShirt 01 のことを表すなどにすればいいです。
  • 価格
    • 標準価格 – 商品の通常価格/定価。
    • セール価格 – 割引価格を設定でき、期間限定に設定することが出来ます。

「在庫」セクション

在庫セクションでは、個別の製品の在庫を管理し、受注などでバックオーダーを定義することができます。在庫管理は、設定ページから無効になっている場合のみ、「在庫を管理しますか?」が表示されています。

woocommerce-simple-product-inventory-tab

「個別販売」にチェックを入れると、一回の注文に一つしか買えなくなります。

配送方法セクション

  • 重さ-商品の重さ
  • 大きさ-商品の縦横幅
  • 配送クラス- 固定の配送方法が必要な商品群を分けるための区分

リンクされている商品セクション

アップセルやクロスセルを使う際に、商品を紹介することが出来ます。特定の商品を検索し、ドロップダウンリストから商品を選択することで追加できます。

woocommerce-simple-product-linked-products-tab

追加後、入力フィールドに一覧として表示されていきます。

woocommerce-simple-product-linked-product-added

 

アップセルは商品詳細ページに表示されます。表示されている商品をアップグレードすることなどをおすすめする場合などに使えます。例えば、コーヒーの商品を選んでいる時に、ケトル(やかん)を表示させて一緒に買うことを提案する場合などに使えます。

クロスセルは商品がカートに入った時に関連した商品として表示されます。例えば、ニンテンドーDSをカートに入れた際に予備のスタイラスの購入を勧めたり出来ます。

グループ商品 これはグループ商品の場合に使います。グループ商品のセクションで御覧ください。

属性セクション

属性のタブでは商品の詳細を説明することが出来ます。
グローバル属性を含む選択ボックスを使用すると、(例えば、プラットフォーム)を作成した設定が表示されます。詳細は商品カテゴリー、商品タグ、属性の管理のページを御覧ください。

選択ボックスから属性を選択したら、[追加]をクリックしますと、製品の属性(例えば、ニンテンドーDS)に接続されている用語を適用します。チェックを外すと目に見えるチェックボックスを残すことによって、フロントエンドの属性を非表示にすることができます。

カスタム属性は選択ボックスからカスタム商品属性を選ぶことによって追加できます。これらは商品レベルによって追加でき、ナビゲーションや他の商品で使うことは出来ません。

高度セクション

購入メモ– 商品購入後に表示させる文章を入力します。
表示順 – この商品の順番を設定できます。
レビューの利用– レビューを使えるかどうかを設定します。

要約

商品の簡単な詳細を追加します。商品ページの画像の横の辺りに表示され、長い説明は商品の詳細タブで表示されます。

タクソノミー

新しい商品を追加する画面の右側に表示され、商品カテゴリーが WordPress の通常の投稿と同じように表示されます。タグに関しても同じように使われます。

woocommerce-product-categories-and-tags

商品画像

画像ギャラリーとメイン画像を追加することが出来ます。詳細は商品画像とギャラリーの追加を御覧ください。

カタログ表示とオススメ状況の設定

投稿パネルで商品のカタログ表示などを設定できます。

woocommerce-product-visibility-options

  • カタログ/検索 – どこでも、閲覧できショップページ、カテゴリページ、検索結果に表示されます。
  • カタログ – ショップページとカテゴリーページに表示され、検索結果には表示されません。
  • 検索 – 検索結果には表示されますが、ショップページやカテゴリーページには表示されません。
  • 非表示 – 商品ページだけで閲覧ができ、他のページには表示されません。

グループ化された商品

グループ化された商品は基本商品と同じように作れます。違う部分は商品タイプの選択の際に「グループ化された商品」を選ぶだけです。

woocommerce-grouped-product-inventory-tab

グループ化された商品を選ぶと価格などの幾つかの項目が表示されません。これは、幾つかの商品を集めてひとまとまりの商品と表示するためなので、正しいのです。グループ化された商品を作っても、商品を追加しないと空の商品となります。グループ化された商品を作るためには、商品を幾つか作る必要があります。

グループ化された商品に追加するために単品商品を作成する

グループ化された商品を作るためには少なくとも1つ以上の単品商品を作る必要があります。
単品商品は 商品 > 新規追加 から作成します。最低限以下の項目を入力します。

  • 商品名
  • 商品タイプ=基本

商品価格や他の商品詳細を必要に応じて入力します。リンクされている商品のタブに行き、グループ化された商品から登録したいグループ化された商品を選びます。

もし、グループの中で表示させる順番を管理したい場合は高度セクションにて表示順番にて設定できます。

仮想商品の追加

基本的な商品を選んだ場合は仮想商品をボックスにチェックを入れることが出来ます。これによって寸法などの不要な項目は非表示になります。

ダウンロード商品を追加

基本的な商品を追加するとダウンロード商品ボックスがチェックできます。これには二つの項目が追加表示されます。

  • 1.ファイルパス – ダウンロードファイルのパスもしくはURL
  • 2. ダウンロード制限 – ダウンロードファイルをダウンロードできる回数。空欄の場合は無制限にダウンロードできます。

ダウンロード商品を製品版とともに販売する柔軟性をもたせることも出来ます。ダウンロード商品をダウンロードだけにする場合は仮想商品ボックスにチェックを入れれば良いです。

もし、注文完了メールにダウンロードのリンクがない場合はこちらを御覧ください。

アフィリエイト商品を追加する

商品タイプにてアフェリエイト商品を選択する。すると税金や在庫などの不要な項目も非表示になり、リンク先のURLを入力する項目が追加されます。これはユーザーが実際に商品を購入するサイトです。カートに追加するボタンではなく、直接商品のURLに行くようになります。

バリエーションの有る商品を追加

バリエーションの有る商品は商品タイプの中で一番複雑です。バリエーション毎にSKUや価格や在庫の管理ができます。バリエーションの有る商品を作り方はバリエーションのある商品にて御覧ください。

商品の複製

duplicate

商品を作成して保存した後に、似たような商品を作るために簡単に複製商品を作ることが出来ます。
WooCommerce > 商品 に行き、商品一覧から複製をクリックしたら作られます。

商品の削除

delete-product-woocommerce

商品を削除するには

  • 1. WooCommerce > 商品 に行き
  • 2. 削除したい商品を探し
  • 3. 商品名の下のエリアにポインタを持っていきゴミ箱をクリックします。

商品をオススメに登録する

setting-a-featured-product

商品をオススメ登録するには、商品 > 商品と星の項目にて星を選びます。または、クイック編集した後、注目のオプションを選択します。

商品ID

WooCommerceの商品コードはショートコードやウィジェット、リンクを使うときなどに必要になる場合があります。IDは商品一覧のページの商品名の下の左端に表示されています。

在庫切れ販売を許可する

商品に在庫を管理し、商品の在庫設定の在庫切れを許可している場合は、ほとんどすべての支払い決済オプションはすぐに決済します。
在庫切れ販売をした際に、高度通知(Advanced Notifications)を使えば、自動でお客様に連絡を通知することが出来ます。

また、WooCommerce Waitlistを使えば、在庫切れでリストに入れている人にメールを入荷した際に送ったりすることが出来ます。

よくある質問

同時に幾つもの商品をまとめて編集できますか?

もちろん出来ます。商品の一括編集から御覧ください。

英語原文( Adding and Managing Products )

Leave a Comment

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください